日々のくらしと旅のこと

私のバンコク滞在備忘録

【タイの雇用について】人手が足りない!タイ人スタッフを効率よく探す方法

タイに駐在した方の多くは「スタッフの離職率の高さ」で頭を抱えた経験があるのではないでしょうか。

タイでは日本のように「1社で定年まで働く」という考えは無く、「転職して給与アップ・スキルアップ・ポジションアップ」と考えるのが一般的です。

たとえ 会社に何の不満も持っていなかったとしても、今より待遇のいい仕事が見つかれば簡単に転職してしまう方も多く、特に1年未満のスタッフにその傾向が強いと言われています。

f:id:thithithai:20200416224921j:plain

ではもし明日スタッフが仕事を辞めたいと言ってきたら、どのように代わりの人材を探せば良いのでしょうか。

今回はタイでタイ人のスタッフを探す際に一般的な方法をまとめてみました。

タイで一般的な人材探しの方法4選

早速ですが、タイで人材を探す際に一般的な方法としては以下の4つが挙げられます。

  • 人材会社を利用する
  • Web求人サービスを活用する
  • スタッフの知り合いを紹介してもらう
  • 自社サイトやSNSで自力で募集する

それぞれにメリット・デメリットがあるのでご説明していきますね。

人材会社を利用する

タイには日系または日本人経営の人材会社だけでも50社近くあるらしく、中には日本で名前くらいは誰もが耳にしたことがあるような会社もいくつかあります。

人材会社を使うメリットとしては、条件さえ伝えればあとは丸投げで探してもらえることや、応募者多数の場合でも人材会社側である程度スクリーニングしてもらえるので、人材を探す時間的な負担がかなり軽減される点ではないかと思います。

採用までは無料で対応してくれるところがほとんどですので、その道のプロである人材会社の担当者に相談しながらより良い人材を見つける事ができます。

デメリットとしては採用決定時のサービス料が後述の他サービスに比べて高いという点です。

但し、アフターフォローもサービスに入っていますので採用後2,3日で退職してしまったなど予期せぬ事態が発生した場合にも安心です。

Web求人サービスを活用する

人材会社と併せて利用率が高いのはWeb求人サービスです。

タイには求職者が無料で閲覧できるフリーのWeb求人サイトがたくさんあり、そこ経由で仕事を探す人も多いです。

これらのサイトは求職者が仕事を探すだけでなく、自分のレジュメを登録する事ができ、ある程度の概要は無料で閲覧する事が可能です。

サービス内容はサイトにもよりますが、求人の投稿1回につきいくら、またはレジュメの詳細を1人みるたびにいくらというような料金設定になっています。

実は意外と人材会社のスタッフもここから人材をスカウトしているケースがあったりするので、低コストで良い人材を探す事が出来るという点がメリットと言えるでしょう。

一方デメリットとしては、応募なし・不採用・内定辞退など様々な問題に対しての保証が一切ない事で、たとえ利用して成果が出なかったとしても返金などはありません。

スタッフの知り合いを紹介してもらう

日本では「コネ入社」と言われてしまいそうな、スタッフの知り合いや親戚を紹介してもらう方法ですが、タイでは意外と一般的です。

特に通訳やエンジニアなど、特殊な技術をもった人材であれば、既存のスタッフのコネを使った方が、見つかりやすかったりします。

既存スタッフから会社の情報などを事前に聞く事が出来、会社側も履歴書に書かれていないパーソナリティの部分などを事前に把握する事が出来ますので、入社前後でのギャップをお互いに埋める事ができます。

また、知り合いが職場にいる為、馴染めずに数か月で辞めてしまうというような事が少ないのもポイント。

ただし、あまりにも知り合いや親戚で固めてしまうと、誰か1人が辞めた場合に芋づる式に複数のスタッフが辞めてしまう場合がありますので、注意が必要。

自社サイトやSNSで自力で募集する

自社サイトに採用ページがあればもちろん活用するのがベストです。また、最近の転職・就職はFacebookやLINEなどSNSを活用する方法も一般的となっています。

Webサイトより運用しやすくコストもかからないのが一番のメリットですが、何よりこれらを経由して応募してくる人材は、自社に興味があってサイトやFacebookを覗いている可能性が高いです。

モチベーションが高く、愛社精神のある人材を見つけられるかもしれません。

SNSに関しては、求人が出てきた際にいきなり始めたとしてもなかなか閲覧数が上がりませんので、会社情報やニュースなどのトピックを頻繁にアップするなど、日ごろから運用する事が大切です。

どれを使うべき?人材探しの手段を選ぶ際のポイント

f:id:thithithai:20200322173946j:plain

では、色々ある人材探しの方法の中で、どれを使えばいいのでしょうか。

どれが一番いいのかは、自社の採用活動における優先順位によって異なります。

採用の際に求められるポイントとして、以下の4点のうちどれかにはあてはまるのではないでしょうか。

  • 採用コストを抑えたい
  • とにかく早く見つけたい
  • 長く働いてくれる人をじっくり探したい
  • 大幅増員をかけたい

では、それぞれの場合に応じて適切な方法をご紹介します。

採用コストを抑えたい

採用コストを抑えたい場合は「自社サイト・SNSを使う」「スタッフの知り合いを紹介してもらう」あたりでまずは試してみましょう。

これで成果がなければ、「Web求人サービスの活用」を視野に入れるような流れとなります。

コストを抑えたい場合は人材会社の利用は最後の手段となるでしょう。

至急!とにかく早く見つけたい

急ぎで探している場合はまず「人材会社を利用」しましょう。

職種にもよりますが、IT人材などの希少な職種でない限りは急いでいる旨を伝えれば、1週間前後で複数名の候補者を紹介して貰るでしょう。

急いでいる場合は特に、利用する人材会社を1社に絞らず4,5社活用して一気に選考にかけるのがいいでしょう。

長く働いてくれる人をじっくり探したい

例えば定着しない職種(1年以内にスタッフがコロコロ変わる)の場合は、とにかく長く真面目に働いてくれるスタッフが欲しいと考えるでしょう。

その場合はまず「スタッフの知り合いを紹介してもらう」該当者がいなければ、「自社サイト・SNSを使う」という方法を試しましょう。

自社サイト経由で応募の場合、自社に興味がある人材の可能性が高いです。

真面目に長く働くスタッフが欲しいなら、「受け身」の姿勢が肝心。

人材会社経由でも、もちろん長く働いてくれる人材は見つけられますが、転職癖がついている人も多いので、レジュメの1社あたりの勤続年数をチェックする事と、面接に進んだ候補者へ各会社の退職理由を面接時に聞く事をおすすめします。(人材会社経由で聞いた場合、それっぽい理由を考える時間を与えてしまう為。)

複数の開きポジションがあり、大幅増員をかけたい

こんな場合は全部使いましょう。

会社によっては一般社員はWebサービス、管理職は人材会社と使い分けているところもあります。

急ぎで複数名採用したい場合は、人材派遣という方法もあります。

タイではオフィスの人材派遣はあまり浸透していませんが、固定費の削減、採用コストの削減など、使い方によってはメリットも豊富です。

まとめ

今回はタイ人スタッフを効率よく探す方法をご紹介しました。

タイ人の退職のお知らせは急な場合が多く、長く務めた会社でもあっさりと引継ぎもせずに辞めてしまうケースもあります。

急にその時がきて困らないよう、選択肢を把握しストックしておくことをおすすめします。

 

写真素材のピクスタ